よろしくお願いします。まず、どうしてサクライホームを知ったのですか。
- ご主人
- 知り合いが勤めていたんですよ。
それは、サクライホームに?
- ご主人
- はい。家を建てるにあたって、彼に相談に行ったら辞めていなかったんです。
- 奥様
- そう。でも噂では聞いていたんです。その人から聞いて。で、そういう家がいいねって。
- ご主人
- これがいいねっていうのは、スウェーデンハウス。
なるほど。じゃあ、最初はサクライホームじゃなくて、大手のスウェーデンハウスの展示場に行って「この家はいいね」ってなったんですね。じゃあ、スウェーデンハウスに本当は頼みたかったんですね?
- ご主人
- いやいや。笑 スウェーデンハウスに頼むつもりはなかった。で、サクライホームはその知り合いがいたから知っているわけ。スウェーデンの家の特徴を知っているから、スウェーデンハウスを見て、これは良いねということに。
それで、スウェーデンの家を建てているサクライホームに頼みに行ったら彼はもう辞めていて、社長と会って話をしたという感じなんですよ。
- 奥様
- 前の家は本当に寒くて。暖かい家にしたかったんです。
この家は2軒目ですか?
- ご主人
- 実は4軒目。葉子と一緒になって3軒目だな。最初は中古住宅。
新築では2軒目?
- ご主人
- 新築は3軒目。葉子と知り合う前に。
- 奥様
- 私との人生との中では2軒目。笑
じゃあ、それが1軒目みたいなものですね。笑 じゃあそれを一軒目とした時に、一軒目から二軒目に行った理由は何ですか?なぜ一軒目をやめて…長く住んでも良いわけじゃないですか。もうちょっと広くて良い家にしようと?
- ご主人
- 少し予算ができたので、何をする?という時に、家なのか車なのか色んなものがあったと思うんだけど、やっぱり最上位は家だよね。
それで、3軒目がここ?
- ご主人
- ここ。笑
1軒目から2軒目、2軒目から3軒目という時に、関谷さんが家に対して一番求めるものって何なのですか?
- ご主人
- 基本的にはわからない。要するに車と一緒で、一月二月使ってみて、良さがわかるんだけど。
家だと高いからそういうわけにはいかないじゃない。
- ご主人
- 要するに失敗が許されない。けれども、基本的にはその中古住宅なんかはこれで決まるわけじゃない。これしかないわけだから。それ見て買おうって。で、二軒目は比較的それまでの知識を基に。ただ、二軒目を建てるときに本来はそこでこの家を建てれば良かったのかもしれない。
その時にこっちがお願いしたのは、とにかく寒いのが嫌だと。頼んだんですよ。一応、ガラスもペアガラスにして。そういうものはなくなったけど、状況はよくなったんじゃない。前の家と比べて状況は良くなった。でも、やっぱり寒いんですよ。御殿場って結構冷える。
1軒目より2軒目の方が良くなったけど?
- ご主人
- よくなった。まあこれでしょうがねえなっていうところに、今のこの土地が見つかった。
じゃあ、ここの土地が見つかったので3軒目を建てる事に?そして先程のお話しのように。いろんな出会いがあってサクライホームにお願いすることになったわけですね。三軒目の家に求めたものはやはり性能ですか?
- ご主人
- 性能。その性能ということに関しては、他の家の性能はわからない。住んでいるわけじゃないから。友達が来て「この家あったかいわね」で終わるんだよ。だから長期滞在しないとわからないことを、どういう風にしてわかるように伝えるかというのが、サクライホームさんの一番のポイントだと思いますね。
サクライホームに発注する時に社長に会って、じゃあ頼むよと。その時にオーダーしたことは具体的には何だったんですか。
- ご主人
- それは女房の使い勝手。
例えば?
- 奥様
- 前の家にずっといてもよかったんだけど、たまたまこの家を見つけたでしょう。その時に息子が4歳。娘は10歳。その子供たちをこれから10年、どういう環境で育てるかといったときに、やっぱりここに来ようと思った。それがまず一つで、次は平家であること。
それはなぜですか?
- 奥様
- 物が階段のところに絶対たまるじゃないですか。笑 2階、3階の階段に洗濯物をどんどん置いていっちゃうわけですよ。友達の家もそうなんです。それに子供は上にいて何しているかわからないじゃない。それだったら平家で。
それにたくさんの友人に来てほしいから、リビングは絶対的に広いこと。仕切られていないこと。お日様が常に1日中入る方向に建ててほしいというのもあった。あったかいし。
それはサクライホームの家は、あったかいというのは最初から知っていたのですか?
- 奥様
- それは、北欧住宅が温かいのを知っていたから。
- ご主人
- ただ、現実温かいなというのは言葉でもわかるし、展示場の家を見てもわかるけど、30分くらいしかいないから実はそんなわかるはずがないんだよね。
住んでみないと?
- 奥様
- だけど、私はこの家に来て本当に健康になったんですよ。
話は変わりますが、玄関入ったらすぐリビング。普通だとリビングって奥にあるんですが。
- 奥様
- そうですね。それは人をいつでも沢山呼べる家にしたかったんです。友人がとにかくここで楽しんでくれるように。その時に、ここまではお客様のエリアで、プライベートは奥に持って行きたかった。
- ご主人
- そこで間仕切りしてある。境界線。ここからがプライベートですね。ここまでがパブリック。
サクライホームにそういう設計の要望を出したうえで設計もお任せしたのですね。何年前になりますか?
- ご主人
- 20年前ですね。
20年住んでみて、この家にして本当に良かったと思ったのは、住み始めてどのくらい経ってから?
- 奥様
- 7月に引っ越してきたから、最初の冬だよね。
この家のメインの暖房は何ですか?
- 奥様
- メインはこのパネルヒーター。
エアコンは使っていない?
- 奥様
- 冬は使っていない。パネルヒーターだけですね。
床暖房とかもしていないんですか。
- 奥様
- していないんです。していないのに、みんなが「床暖房しているの?」って言うんですよ。
夏はどうですか?
- ご主人
- 夏は、今までの御殿場はエアコンが本当にいらなかった。だけど、最近ここ6〜7年ちょっと、あまりにも気候が変わりすぎて、地球環境がね。それでエアコンがちょっと必要になってきた。
- 奥様
- だけど、窓が大きいじゃない。だから全部を開放していられるという、その気持ちよさもある。
断熱がいいということは、結局温かい空気も逃さないし、寒い空気も逃さないということなのかな。
- 奥様
- そうそう。
スウェーデンの家は引き違いのサッシがないですよね。アルミじゃないし。で、木で枠がしっかりしているでしょう。
- 奥様
- でも北欧住宅の魅力ってやっぱりそこじゃない?私はすごく憧れでした。
- ご主人
- 俺的には木枠でもなんでも効率が良ければいい。機能的に寒さを凌げれば。笑 部屋着がうすくなりましたね。
- 奥様
- 本当寝巻きのまま。Tシャツでもいられる。
サクライホームさんの一番いいのは、キッチンにしてもテレビ台にしても、全部自分でサイズを測って「こういうものをつくってほしい」「ここの高さをこれにしてほしい」っていう注文を全部作り上げてくれたことですね。
天井の高さというのは、これは大体これくらいにしてほしいってオーダーしたのですか?
- ご主人
- 全く言っていないですね。全てお任せしました。だけど一つだけ面倒くさいのは、蛍光灯が切れたときに変えるのが大変。笑
- 奥様
- そう。すごく大変。
あと、外観で何かこだわったことはありますか? 例えば壁の色とか素材とか。あとデッキが広いですね。
- 奥様
- このデッキも、普通だったら腐っちゃう。だけどサクライホームさんは腐らないデッキ、痛まないデッキというものをつくってくれた。二十年で一度だけ貼り替えましたけど、持ちますね。
関谷さんにとってガレージは大切ですよね?
- ご主人
- ガレージは、特に古いクルマというのはないので。濡れないで帰ってこれることですね。
降りてすぐに家に入ってこられる?
- ご主人
- そう。ガレージの他に玄関前にファザードつけたんですよ、これやってる人は少ないですね。玄関の前に車を置けて、ちゃんと屋根があって。屋根があるないでは、車は全然違うので。
ところで、現狀すごく満足されているというお話ですが、あえてこうしたかったとか、これは困るということはないですか?
- 奥様
- 私は唯一、2x6で壁が厚くて断熱材がすごいでしょう?ウチは一番奥の部屋にインターネットのルーターがあるのですが、電波が届きにくいんです。だから次建てる人は、これからのWi-Fiにしても何にしても、ちゃんとルーターが置けるようなことを前提にした方がいいですね。
ネット対策、大切ですね。特に最近はリモートも多いですからね。
- ご主人
- あとは家って使っていれば傷むじゃない。傷むなかで困った時にはメインテナンスを本当によくやって下さいますね。助かっています。そこをもっとシステム化してもいいと思いますね。