よろしくお願いします。赤ちゃん、今何ヶ月ですか?
- 娘さん
- まだ2ヶ月です。生まれたばかりです。
お名前は?
- 娘さん
- ニイナです。
可愛いですね。初めてのお孫さんですか?
- お母様
- はい。
- 娘さん
- 里帰り出産になりました。
このお家は去年の6月に建てられたんですか。
- お母さま
- はい。
なぜ、サクライホームにされたのですか?
- お母さま
- いろいろハウジングセンターとか回って見ていたんですよ。でも友人のお家に行った時に何気に「このお家はどこで建てたの?」と聞いたら、サクライホームという山梨の工務店だと。とっても暖かくて。
まずきっかけは、暖かいということですか。
- お母さま
- 桜井さんにお話を伺った時に、断熱材の質というのを聞いた時に、安全だし良いなと思いました。
そうなんですね。この辺はやっぱり寒いですか。
- 娘さん
- めちゃくちゃ寒いですよ。本当に寒いです。前のお家だったら、寒くて体を壊しそうでした。特に産後は厳しかったと思います。
- お母さま
- 寝ていて、前の家は吐く息が白いんですよ。外よりも家の中の方が寒いことがあったんです。
芸術的な家ですね。(笑)光熱費も下がりました?
- お母さま
- 下がりました。灯油も使わないし、ガスも使わないし。
暖房は主に?
- お母さま
- エアコンだけです。窓も大きいし、ここは南向きになるので、天気が良ければつけません。
それは良いですね。気密性がいいと、冷房効果も外に逃げないから良いですよね。外にスロープがありますが、お婆さま用のスロープなんですか。
- お母さま
- そうです。そのうち私たちもいい歳になってくるので、いつそういう準備が必要になるか分からないので。前ちょこっとリフォームした時に、リビングにスロープをおばあちゃんのためにつけたんですよ。それがすごく良かったので、やっぱりつけておくといいなと思って。
ワンちゃんはいつも室内で飼っているんですか。
- お母さま
- はい。
床が滑るとかはどうですか。大丈夫ですか。
- お母さま
- 室内犬なんですけど、お散歩をよくするので、筋肉がめちゃくちゃついていて。滑るんですけど、すごく良い筋肉しちゃって。(笑)
いくつですか。
- 娘さん
- 1歳になったばかりかな。
- お母さま
- ガリガリやられちゃって。せっかく建てたばかりなのに。この人が連れてきたのに。(笑)
ご家族で中国にいらしたということですが、中国から連れてきたんですか。
- 娘さん
- いいえ、中国から戻ってきて、すぐに戻るつもりで日本で買ったんですよ。そしたらコロナで戻れなくなっちゃったので、新築で申し訳ないんですけど。
- お母さま
- ガリガリされて。(笑)
- 娘さん
- 恐怖だった。(笑)
甘噛みしますからね。
- お母さま
- でも可愛くてね。
いま中国では、ご主人は単身で残られて、企業にお勤めなんですか。
- 娘さん
- そうなんです。普通のサラリーマンなんですよね。
北京ですか?
- 娘さん
- 上海です。2月末に主人は帰って、そのあとはコロナで会っていないですね。
コロナが治まって、娘さんが中国に帰られたら、お母さん寂しくなっちゃいますね。
- お母さま
- どうでしょう。
お孫さんも一緒にいて。
- お母さま
- どうなっちゃうんでしょう。想像できないですよ。
ご主人を呼び戻すしかないじゃないですか。
- 娘さん
- 全然帰ってこられないんですよ。帰ってこられなくなっちゃって。
そろそろ帰って来てほしいですよね。
- 娘さん
- まず娘を見せたいですね。一応、一人目なので。
じゃあ、リモートで?でもリモートで抱っこはできないですね。
- 娘さん
- そうなんですよ。妊娠中も見ていないので、十月十日と生まれてからもまだ知らず。
話を戻すと、この家の設計はサクライホームと相談されてお決めになったんですか。
- お母さま
- 設計の概要はもう出来上がっていたんです。別のハウスメーカーで。それで桜井さんのところで「どんなお家が?」と言われた時に、私幾度となくいろんなメーカーで説明していたので、説明し始めたんだけど、「よそのところで大体出来上がっている図面があるんですけど、それ見ます?」って言ったら、それ見せてくださいと言われて、それを見せたら、「よくできているな〜」とか言って。ちょっと修正を加えていただいて、それでほぼ。
よくできているなって?
- 桜井さん
- はい。(笑)
その時はやっぱりリビング2つだったんですか。
- 桜井さん
- 2つだった。天井とかはいろいろ変えて。吹き抜けとか。うちの方は、特に吹き抜けがほしいものですから。
普通こんな天井高くないですもんね。
- 桜井さん
- 高い方が開放感でますよと。うちの建物ですから、吹き抜けは作らないと。
ここ、2階はあるんですか。
- 桜井さん
- いいえ、平屋です。
さっきそこに梯子がありましたよね?
- お母さま
- ロフトです。前のハウスメーカーでは、そういうものはなかったんですけど、桜井さんが「ここ、ロフト付けれるよ」って言って。私たちも老後の家だと思っていたので、息子たちが帰ってきて一緒に住むつもりはなかったので、息子の部屋はいらないと言っていたんですけど。その時は、仕事で一人暮らしをしていたんですよ。だけど、主人が長男なのでどこか居場所を作ってあげたいと言っていて。それでちょうどロフトができるよと桜井さんが言ってくれて。
じゃあ、そこは息子さんが帰ってこられた時にはそこに泊まられて?
- お母さま
- はい。
喧嘩された時は、ご主人がそこへ?(笑)
- お母さま
- 喧嘩した時は、私が上に行って。この間喧嘩して、頭にきちゃって。もう嫌だと思って、息子がいないのでロフトで寝たんですよ。そしたら、月が天窓からちょうど見えて。良いじゃんって。良い感じでしたよ。
いいですよね。
- お母さま
- 素敵と思って。星が見える、良いなと思って寝たりするんですけど、まさか月があそこのこんな小さな天窓から見えるなんて。ナイスと思って。満月の時には月光浴しながら、ロフト良いじゃんって。最高ですよね。
うちも天窓欲しかったな。
- お母さま
- 天窓いいですよ。素敵でした。
じゃあ、基本的にはお母さまのこともあるし、平家で出来るだけバリアフリーにしてあって、息子さんのためにロフトだけは予備の部屋になっているという感じですね。
- お母さま
- そうです。前の家も平家だったので、平家はすごく好きだったんですね。暮らしやすいし、歳をとったら2階はあまり。前の家よりも、ちょっと小さくしてもらっているんですけど。
でも十分広いですよ。それで収納がすごく多いなと見ていて感じたんですけど、収納はこだわってつけたんですか。
- お母さま
- そうですね。とにかく、いろいろと家具をおかずに収納できればと。でも、桜井さんが全部つけてくれていて。そこの洗面所のところにも大きな棚を作ってくれていたり。洗面所のところに、そこから洗濯して干しに行くとなった時に、取り込んだ時にここに台をつけてほしいとか。それは畳めるように台をつけてほしいとか、洗濯機の上に洗剤をおく棚をつけてほしいとか、私の動線を考えて桜井さんに注文を出して細々と作ってもらいました。キッチンの奥に家事室をつけていたんですけど、そこには私の細々とした物や、食材でこっちに出しておきたくないもの、隠しておくようなものを。結構わがままを言って、いろんなものをつけてもらいました。
収納がとても多いから暮らしやすそうだなあ。息子さんはお一人なんですか。
- お母さま
- そうなんです。今度の11月に結婚を控えて、彼女と同棲すると言って、今は出ているんですけど、その子の荷物も入っちゃって。来るはずのない娘の荷物まで入っちゃって、けっこう物が増えました。
でも全然そういう風に見えないですよ。
- お母さま
- もうちょっと、当初はゆとりがあるつもりでいたんですけど。結構バッチリ入っちゃっていますよ。早く片付かないかなって思って。
十分片付いているし、印象的には物が少ないなと思いました。
- 桜井さん
- 奥さんね、綺麗好きと同時に隠したいの。見せたくない。ここのクローゼットもすごい。見えないですから。そういうのはなるべく中に。
外から見ると全然分からないですね。
- お母さま
- ない方がいいと思っているので。
今ここでは透明人間ですけど、ご主人は?
- お母さま
- 一応います。(笑)母子家庭みたいになっているけど。(笑笑)
ご主人は、どういうお仕事をされているんですか。
- お母さま
- 信用金庫に勤めています。
今リモートワークが多いとか?
- お母さま
- 毎日行っています。
じゃあ、今日もお仕事に行かれていて?
- お母さま
- そうです。
- 桜井さん
- ご主人は音響のことに拘っていて。
すごく良いオーディオがありますね。
- 桜井さん
- 配線なども収納も全部ここに隠していて。
- お母さま
- 私が隠せと言ったんです。ホコリがすごくつくので。電化製品なので。
それで配線も収納しているんですね。
- 桜井さん
- あのカウンターも見えないように全部中に入れて裏側で配線しています。
- お母さま
- 主人がこの家に携わったのは、そこだけなので。(笑)でも、この間「俺も一軒、家を建てたいな」って言っていましたよ。結局、これは私が考えた家だったので、家を建ててみたら、自分も設計から携わってやりたかったなって。
桜井社長!次のお客様が。(笑)でも、息子さんにこの家を譲られれば、ご夫婦のこれからの家を建てるのは良いですよね。
- 桜井さん
- ところで一年間住んでみていかがですか。
- お母さま
- 完璧です!
- 娘さん
- 最高です!(笑)
- お母さま
- 何しろ、本当に前の家が寒かったので、この家は暖かいねって、日々。桜井さんがあそこに温度計をつけてくれたでしょう。今朝何度かなって見に行くのが日課で。今朝は3度か4度で、うちの中が20度だったかな。外が0度になると、17度くらいですね。
- 桜井さん
- 暖房なしで17度ですから。
- お母さま
- 本当に暖かくて。朝だけちょっとエアコンをつけて。
- 桜井さん
- 大分慣れてきましたよね。
- お母さま
- 本当に体に染みつくほど、30年間寒さに耐えてきたので。娘も、この家だったら良かったと言って。良いタイミングだったなと思いました。
赤ちゃんには良いですよね。
- 娘さん
- 本当によかったです。
- お母さん
- おばあちゃんにも良いんですよ。めちゃめちゃ快適なので、デイサービスから帰ってくると、西日がずっと当たっているので、こちら側の部屋は天気が良い冬の日なんかは暖かいんです。よその家を見ると、今のおうちって耐震の関係で窓が小さいですよね。
- 桜井さん
- それは耐震ではなくて、規定のサイズ。1番家の弱いところって窓なんですね。開口部って僕たちは呼ぶんですけど、そこから熱が入ってきたり逃げたりというのが窓は1番大きいんです。だからなるべく窓を小さくすることで熱が逃げないように、入ってこないようにするんです。最近すごく小さいでしょう。そうしないと、家の性能が上がらないんです。
- お母さま
- だから、小屋みたいな感じになっちゃっていて。私、実家まで5分くらいなんですけど、そこへ行く途中に新しい家が建ったんですよ。窓がないと思って。だけど、うちは窓がこんなに大きいから良いですね。
明るくて良いですね。昼間でも電気つけたくなる家も多いですもんね。
- お母さま
- 私の実家の父が、やはり東から西に向けて陽が当たるようなお部屋を作る設計を昔からしていたんですよ。陽が当たらないところは、人がいつもいないところでいいと言って。あまり風水とか関係なく、日当たりのいい家で、どこの部屋も日当たりがいい。そういうところで私は生まれ育ったので、ずっと日の光が当たっているのが好きで。
健康にもいいですしね。
- 娘さん
- お客さんもたくさん来ますしね。来たら、なかなか皆帰らないんですよ。多分快適なんだと思います。
- お母さま
- みんな帰らない(笑)。この家、居心地よくって長居しちゃったよって言います。
「お客さんが帰らない家」いいですね。
- 娘さん
- お客さんが来ない日がないよね。よく来ます。
それはご主人のお仕事の関係で?
- お母さま
- いえ、私の仕事の関係で。夜に人が来ることもあるし、お休みの日にここに来ることもあるので。平日は自分でスケジュールを好きに出来るんですけど。なので、主人の居場所がないと。だから、ここの部屋だけは主人の好きなようにしていいからと。そこだけは許してあげる。
- 娘さん
- トイレが2個あるから良かったよね。
広さとか間取りとかは、住宅メーカーで作ってもらった図面をもとに、サクライホームにアレンジしてもらって、実際に建てられて、その住宅メーカーで頼んだ場合とサクライホームで建てた場合のコストはどうだったんですか。
- お母さま
- 桜井さんの方が多分安かったと思います。私結構いろんなことを言っていたので、建物そのものは値段を下げていた風だったんですけど、外構は別ですと言われたんですよ。ここは西側にも洗濯物を干したりするデッキをつけてもらったり、こっちにもデッキをつけてもらったりというのが、全部別だと言われて。そこは屋根も欲しかったので、そこまでつけると結構な金額がしたんです。
サクライホームは全部込みで?
- お母さま
- 桜井さんのところは全部込みだし、なんなら、そこの木がちょっと…と言って、大工さんに裏の木まで全部切ってもらいました。そんなこといろいろ考えちゃうと、桜井さんのところはいろんなことができる人がいて、仕事をしている時間内に木を切ってもらったりして、助かりました。お家ができてからも、私は壁に画鋲を打つのが嫌で。だから、時計用の釘1つ打つのも嫌なんですよ。だから全部桜井さんに「そこに打ってほしい」とかお願いして。点検もちゃんと来てくれるし。よそのハウスメーカーは、点検に来て、ここはちょっとというところがあっても、そのままのこともあるそうです。
そうなんですか。アフターサービスやメンテナンスというのは、大切ですよね。ところで、いろいろお話を聞かせていただいたんですけど、最後に家って一言で言うと何なんですか。山口さんにとっての家って?
- 娘さん
- 人が集まる場所じゃない?
- お母さま
- 私は本当に家が建てたかったので、私の場合、「私の人生」です。衣食住っていうじゃないですか。食とか衣って、自分の裁量でできることだったんですけど、住だけはやはり金額も変わってくるので、自分が1番居たいなって思う場所。よく、お家を建ててそのローンを払うために皆さんお仕事に出るじゃないですか。建てた家は昼間、誰も人が居ないじゃないですか。でも私は家でいろんなことができるように。家を建てたことをフル活用する。だから、私はこの家が基盤になる。だから、建てようと思った時に、いろいろ聞かれるじゃないですか。「どういうお家?」って。私はベラベラ話たんです。そしたら、こんなに決まっている人はあまりいないですって言われたんですけど、30年間自分の家は…という思いをずっとイメージしてきたので。建てるならこうしてこうして…と、途中変えたりしながら、そうやってやっと建てたお家だったので。普通は家を3回建てないと満足しないと言うじゃないですか。私はここで満足なんですよ。主人に言わせれば、多少(変えたい点が)ありますけど、私は満足。それは3回建てなくても、そういう風に思いをずっと巡らせてきたので、ここの家で元気であればずっといたい。
今「ほぼ満足」と言いましたけど、その「ほぼ」の理由は何かありますか。次、もう1軒建てても良いよと言われたらどうですか。
- お母さま
- もう1軒建てても良いよと言われたら、家事室をもう少し広くしたい。収納のところ。ちょっと良い板を家具屋さんにもらったので、それに脚をつけてもらってテーブルにしてもらったりするんですけど、私が思っていた以上に入れるものがいっぱいあって。相当あると思ったんですけど、断捨離もして捨てるものも結構捨てたんですけど、それでももっとあったら良かったなって。